ポルシェ、EVスポーツ「タイカン」派生モデル開発へ…電動化への投資を拡大

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ポルシェ ミッションE 改め「タイカン」
ポルシェ ミッションE 改め「タイカン」 全 4 枚 拡大写真

ポルシェは6月8日、「ポルシェのスポーツカー70周年」の記念式典をドイツで開催し、電動化への投資を拡大すると発表した。

ポルシェは2022年までに、およそ30億ユーロ(約3875億円)を「E-モビリティ」に追加投資する計画。この30億ユーロのうち、約5億ユーロ(約645億円)を新型EVスポーツカー、『タイカン』の派生モデルの開発に投入する。タイカンは『ミッションE』の市販モデルで、ポルシェ初の量産EVスポーツカー。

また、30億ユーロのうち、既存のモデルレンジの電動化やハイブリッド化に約10億ユーロ(約1290億円)を投じる。生産拠点の拡張に数億ユーロ、新しいテクノロジーや充電インフラ、スマートモビリティに約7億ユーロ(約905億円)を投資する予定。

ドイツ・ツッフェンハウゼンのポルシェ本社では、タイカン専用の組み立てエリアをはじめ、新しい塗装工場、塗装済みボディとドライブユニットを最終組み立てエリアに輸送するコンベアブリッジを建設中。エレクトリックドライブを製造するために既存のエンジン工場が拡張され、ボディ工場も増設される。

さらにポルシェは、ヴァイザッハ開発センターへの投資も計画。タイカンの生産は、ツッフェンハウゼンだけでおよそ1200名の新規雇用を創出する、としている。

《森脇稔》

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