ロールスロイス カリナン、独自の3ボックス形状「私たちの歴史を思わせるもの」

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ロールスロイス・カリナン
ロールスロイス・カリナン 全 8 枚 拡大写真

ロールス・ロイス・モーター・カーズが6月11日から日本国内での予約受付を開始した初のSUVモデル『カリナン』は、荷室の一部分がリアウインドウよりも少し突き出た3ボックス形状となっているのが特徴のひとつになっている。

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ロールス・ロイスでカリナンの商品企画マネージャーを務めるジョン・シアーズ氏は同日、横浜市内で開かれた発表会で、この独自のスタイルを「これは私たちの歴史を思わせるものだ」と語る。というのも荷物を車内ではなく外に乗せて移動していた1930年代のD-Backのロールスロイスを彷彿させるデザインを採用しているからだ。

その上でシアーズ氏は「つまり私たちの歴史を思い起こさせるようなフィーチャーがカリナンに非常にユニークなシルエットとして組み込まれている。それによって長さとバランスを保っている」と解説。

しかもカリナンは単に3ボックス形状とするだけではなく、キャビンと荷室の間にガラス製の仕切りをつけることで、物理的にも独立させる構造をとっている。これにより遮音性を高めるとともに、「荷物を取り出す際にもキャビンの中の温度は保たれるし、ほこりや風も入ってこない。インテリを美しいままで保ってくれる」というわけだ。

またカリナンは後席が2つのタイプから選べるようになっている。そのひとつが『インディヴィジュアル・シート』と名付けられた後席が独立した2席になっているもので、席の間にはグラスなどが収納できるクーラーボックス付きのコンソールが備えられている。シアーズ氏は「シートの設定が都会的になっており、既存のロールスロイスのお客様に合っている」と語る。

もうひとつが後席3人乗りのベンチシートタイプの『ラウンジ・シート』仕様で、「ロールスロイスとして初めてシートが前に倒れる」構造になっている。ボタン操作ひとつで後席の背もたれが折りたたまれるようになっており、これにより「最大で600リットルの荷室が現れる」という。

シアーズ氏はこのラウンジ・シート仕様について「新しい若いお客様に合っている。彼らにラグジュアリーと独特のロールスロイスの特徴を提供できると思う」と話していた。

《小松哲也》

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