コンチネンタル、コネクト分野でボーダフォンと提携…セルラーV2Xで交通事故減らす

自動車 テクノロジー ITS
コンチネンタルの開発車両とボーダフォン本社
コンチネンタルの開発車両とボーダフォン本社 全 1 枚 拡大写真

コンチネンタルとボーダフォンは6月10日、車載コネクティビティの分野において、新たな提携を結ぶと発表した。

両社の新たな提携は、「セルラーV2X」を利用して、ドイツ国内での交通事故を減らすのが目的。車両とあらゆるものをつなぐセルラーV2X通信は、自動運転とインテリジェントモビリティを後押しする技術として期待されている。

セルラーV2Xでは、3GPP Release 14を用いたLTEネットワーク、将来的には5Gモバイルネットワークを利用した通信が可能になる。また、セルラーV2Xは、車両同士だけでなく、車両とインフラ、さらには車両とその他の道路利用者を直接接続できる。モバイルネットワークの圏外であっても、セルラーV2X通信を利用することで、危険が潜在する状況の警告など、安全に関わる重要な情報をやり取りできる。

コンチネンタルとボーダフォンは、このセルラーV2Xを5G、バイルエッジコンピューティングなどのスマート通信技術と組み合わせて、新たなソリューションを共同開発する計画。ドイツ国内で1日あたり7100件起きている交通事故を減らしていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る