スバルのリサイクル実績、3億7971万円の黒字…2017年度

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SUBARU(スバル)は、自動車リサイクル法に基づく2017年度(2017年4月~18年3月)の再資源化などの実績を公表した。

2017年度の実績は、シュレッダーダスト(ASR)では16万6716台、2万6920トンを回収、このうち2万6366トンを再資源化した。ASR再資源化率は97.9%となり、2015年度以降の法定基準である70%を達成した。

エアバッグ類は、13万6577台から42万5022個を引取り、3万7186kgをリサイクル施設に投入し、3万4943kgを再資源化した。再資源化率は94.0%となり、法定基準の85%を達成。フロン類は14万7914台から3万5257kgを引取り、適正に処理した。

再資源化に要した費用は13億9326万円、資金管理法人から払渡しを受けた預託金は総額17億7297万円で、リサイクル収支は3億7971万円の黒字となった。このうち、2億4255万円を自動車リサイクル高度化財団に拠出。また、自動車リサイクル促進センターの運営関連費用6731万円、およびASRの再資源化に関連する費用2352万円を負担しており、メーカーとしての全体収支は4630万円の黒字となった。スバルでは今後の新型車についても、継続した再資源化処理コストの低減を実施し、リサイクル料金の見直しを図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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