【ルマン24時間】LMGTE Proクラスはポルシェ勢が先行…スタート12時間経過

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2018ルマン24時間レース
2018ルマン24時間レース 全 7 枚 拡大写真

2018年のルマン24時間耐久レース。6メーカーがしのぎを削るLMGTE Proクラスはスタートから12時間が経過し、92号車ポルシェ『911RSR』がクラストップを快走している。

今年は全4クラスの中で一番激戦になると予想されていたLMGTE Proクラス。その予想通りで、スタート直後からトップ争いはもちろん、4~5台が集団になって接近戦のバトルが展開されたほか、ミュルサンヌストレートでは4台が横並びになるシーンもあるなど、24時間レースながらスプリントレースのような迫力を見せる展開となった。

そんな中、レースをリードしていたのは91号車のポルシェだったが、スタートから3時間30分を過ぎたところで、アクシデントが発生しセーフティカーが導入された。ちょうど91号車がルーティーンのピットストップを行なっている最中で、ピット出口が一時的にクローズ。これによりタイムロスを喫してしまい、トップから脱落してしまう。

代わりに首位に浮上したのが92号車ポルシェ。こちらは特に目立ったトラブル、アクシデントもなく順調に周回を重ねている。

その後方ではフォード、BMW、コルベットなども加わり激しい順位争いが展開されていたが、ナイトセッションになるにつれて順位を上げてきたのが91号車ポルシェ。一時9番手に落ちていたが開始7時間を迎えるころには3番手に浮上。この時点でトップが92号車、2番手が93号車のポルシェがいたため、ポルシェ勢がトップ3を独占する展開となった。

しかし、直後に93号車がトラブルにより緊急ピットイン。ガレージ内で修復作業を強いられてしまい大きく後退するが、12時間を経過して92号車と91号車のポルシェがLMGTE Proのワンツーを独占している。3番手には68号車フォードがつけているが、2番手とは同一周回のところにいるため、レース後半で順位が入れ替わる可能性も十分にありそうだ。

LMGTE Amクラスは、スタートから安定した速さを見せている77号車のデンプシー-プロトンのポルシェがクラストップ。澤圭太が乗る61号車クリアウォーターレーシングのフェラーリはクラス8番手、石川資章が乗る70号車MRレーシングのフェラーリはクラス12番手を走っている。

《吉田 知弘》

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