日産、「グランツーリスモ」の次世代最速ゲーマー募集…eスポーツから本物のレーサーへ

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
ゲーマーから本物のレーシングドライバーになったルーカス・オルドネスとリカルド・サンチェスの両選手
ゲーマーから本物のレーシングドライバーになったルーカス・オルドネスとリカルド・サンチェスの両選手 全 3 枚 拡大写真

日産自動車の欧州部門、欧州日産は6月19日、「グランツーリスモ」の次世代の最速ゲーマーを募集すると発表した。新しいプログラムでは、最速ゲーマーに実際のFIA選手権に参戦できる機会が与えられる。

「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」は、ソニーのプレイステーションと国際自動車連盟(FIA)とのパートナーシップで開催される史上初のFIA認定を受けたオンラインeスポーツレース大会。プレイステーション専用ゲームソフトの「グランツーリスモSPORT」上で行われる。

このFIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップで日産車を選択した欧州のプレイヤーは、自動的に日産GTスポーツカップにも参戦。日産GTスポーツカップの6~8月の大会で、各月の上位12位に入ったドライバーは、9月にバルセロナで開催されるブランパンGTシリーズ耐久カップ決勝戦の会場に集められる。

さらに、6~8月のFIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップにおいて、トップの成績を収めたドライバーは、英国のシルバーストンサーキットで行われる日産トレーニングキャンプにも参加。メンターから実世界でのドライビングスキルを学ぶことができる。

集められた計36名のプレイヤーに加え、会場のスペイン・バルセロナのカタルーニャサーキットで新たに出場権を与えられた12名のプレイヤーが、日産GTスポーツカップに参戦し、勝敗を競う。

なお、バルセロナで開催されるブランパンGTシリーズ2018には、カスタマーチーム「GT SPORT MOTUL Team RJN」が日産『GT-R NISMO GT3』で参戦中。このチームでドライバーを務めるルーカス・オルドネスとリカルド・サンチェスの両選手は、GTアカデミーの元優勝者。GTアカデミーではこれまでに、オルドネスとサンチェスの両選手を含めて22名の勝者が、実際のレーシングライバーになっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る