メルセデス Sクラスクーペ/カブリオレ 新型発売、インテリジェントドライブが進化 1508万円より

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メルセデス Sクラスクーペ/カブリオレ新型
メルセデス Sクラスクーペ/カブリオレ新型 全 3 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、新型『Sクラスクーペ』および『Sクラスカブリオレ』を発表、6月20日より販売を開始した。

新型Sクラスクーペ/カブリオレは、安全性と快適性、効率性を高次元で融合する「インテリジェントドライブ」が大きく進化。テレマティクスサービス「メルセデス ミー コネクト」、新開発パワートレインの導入、リアコンビネーションランプに有機ELを採用するなど、最先端技術を積極的に取り入れた。

エクステリアでは、フロントおよびリアのデザインを刷新し、より革新的でスポーティな印象を加えている。フロントには、大型エアインテークを備えたバンパーを採用し、ワイドでスポーティな印象を強調。リアには、片側33枚の有機ELパネルをコンビネーションランプに使用し、ランプ内で浮いているような、先進的なデザインとした。

インテリアは、美しいカーブを描くダッシュボードからドア、シートまで流れるような一体感のあるデザインコンセプトを継承しながら、大型のコックピットディスプレイや、タッチコントロールボタン付のマルチファンクションステアリング、マルチカラーアニメーションを搭載したアンビエントライト(64色)などの装備により、エレガントでエクスクルーシブな室内空間となっている。

先進安全技術では、『Sクラスセダン』に採用された「インテリジェントドライブ」機能を搭載。先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などをセンサーで検出し状況を判断。アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることでドライバーの負担を軽減する。先行車との車間距離を維持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」は、自動再発進機能を新たに備えた。

車間を維持しながらステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」も強化。車線が不明瞭な場合でも、周囲の車両やガードレール等を検知しステアリングアシストを行う。高速道路上での車線変更をアシストする「アクティブレーンチェンジングアシスト」では、ウインカーを操作すると、行き先車線に車両がいないことをシステムが確認し、自動で車線を変更する。

また、緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する「PRE-SAFEサウンド」などの新機能を採用したほか、歩行者に加え交差点での車両飛び出しにも自動緊急ブレーキが作動する「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛出し検知機能付)」も備わり、全方位の安全性を高い次元で実現している。

さらに新型Sクラスクーペ/カブリオレは、テレマティクスサービス「メルセデス ミー コネクト」を新たに搭載。24時間緊急通報サービスなどを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」、駐車位置検索などを3年間無償で提供する「快適サービス」、メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービスを1年間無償で提供する「おもてなしサービス」の3カテゴリーのサービスを提供する。

また、音楽や空調、アンビエントライトやリラクゼーション機能を統合的にコントロールする新機能「エナジャイジングコンフォート」を搭載する。新機能は「フレッシュネス」「バイタリティ」「ジョイ」「コンフォート」「トレーニング」の5つのプログラムから選択可能。例えばトレーニングでは、トレーニング動画が再生され、アンビエントライトの色は最適な色に変更、空気清浄機能が稼働するなど、トレーニングに最適な環境へと変更される。

メルセデスAMG各モデルには、トップパフォーマンスモデルにのみ採用される「AMGパナメリカーナグリル」を採用。パワートレインは「AMGシリンダーマネジメント」を採用した新型4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、4WDシステム「AMG 4マチック+」を装備する、パフォーマンス志向の「S63 4マチック+ クーペ/S63 4マチック+ カブリオレ」、V12エンジン搭載のトップパフォーマンスモデル「S65クーペ/S65カブリオレ」を設定した。

価格は1508万円から3470万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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