スバル フォレスター 新型、ドライバー認識機能で安全支援だけでなく快適性も向上

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スバル フォレスター 新型発表会
スバル フォレスター 新型発表会 全 6 枚 拡大写真

スバル(SUBARU)が7月19日から日本国内で順次販売を開始する新型『フォレスター』には、ドライバーの動きを検知して安全運転を支援するドライバーモニタリングシステムが新たに採用された。

新型フォレスターの開発責任者を務める布目智之プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)は「安全性をさらに高めるしシステムだが、新型フォレスターでは快適な分野への活用も考えた」と話す。

ドライバーモニタリングシステムは、ドライバーがクルマに乗り込むと車内のカメラでドライバーの顔を認識し、走行中にドライバーに眠気や不注意があるとシステムが判断した場合、警告音や警告表示で注意を喚起という仕組み。

いわばクルマがドライバーを見守ることで安全運転をサポートするものだが、この顔認識技術を使って、ドライバーが乗り込むとシートポジションやミラー角度、空調などをドライバーごとに自動的にあらかじめ設定していたポジションに自動的に調整機能を持たせているのも特徴だ。

布目PGMは「お客様の中には普段は奥様が使われて、週末の買物には旦那様が運転するといったように家族の中でクルマをシェアする方も多い。そこで家族で使って頂く際により便利になる工夫が何かできなかということを我々はエンジニアたちと議論をし、人の顔を認識できる技術をパーソナライズ分野にも活用することにした」と開発の経緯を明かす。

顔認識の登録は最大5人まで行うことが可能で、「我々、安全のために開発した技術を快適な分野にも活用することで進めてきた」と布目PGMは強調していた。

ドライバーモニタリングシステムは9月14日に発売する2リットル直噴エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXER搭載モデルに標準装備される。車両価格は309万9600円となっている

《小松哲也》

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