『スープラ』を頂点としたトヨタスポーツカープロジェクトの最新情報を入手した。『86』を中心とした「大」「中」「小」3兄弟となる計画だが、「小」を担うはずだった『S-FR』の市販化が見送られたという。しかし、このS-FRに代わる新たなコンパクトスポーツの存在が浮上した。
S-FRは、2015年の東京モーターショーでトヨタが初公開。コンパクトなボディに可愛らしさも感じられるフロントマスクを備え、1965年から1969年まで発売された『トヨタスポーツ800』、通称「ヨタハチ」の再来とも伝えられた。話題となっただけに白紙化は残念だが、これに代わるモデルとは一体どのようなものになるのだろうか。
スクープサイトSpyder7では、新型コンパクトスポーツの開発スタートの情報と同時に、そのエクステリアデザインに関する情報を独自入手。これをもとに期待を込めた予想CGを制作した。
シルエットはやはりヨタハチ的な、見るからにコンパクト、かつ丸みを帯びたキャッチーさを期待したい。フロントマスクは、キーンルックのエッセンスを入れつつワイドなアンダーグリルでスポーティ感を強調。サイドのキャラクターラインはフロントフェンダーからリアフェンダーへと連続性を持たせ、張り出し感をアピール。コンパクトながらも力強いイメージを作り上げた。
駆動方式はFR。パワートレインに関しては複数の情報があり断定は出来ないが、スープラで共同開発をおこなったBMWとの連携がここでも見られる可能性がある。BMW『i8』が積む1.5リットル直列3気筒エンジンや、1.6リットル直列4気筒エンジンが有力か。
気になる公開時期は未定だが、2019年の東京モーターショーでコンセプトモデルを見ることができるかもしれない。