デンソー、韓国グループ会社3社を統合 開発から量産まで一貫生産で経営スピード向上

自動車 ビジネス 海外マーケット
デンソー コリア オートモーティブ
デンソー コリア オートモーティブ 全 2 枚 拡大写真

デンソーは、韓国の生産会社「デンソーコリアエレクトロニクス」、「デンソーコリアオートモーティブ」、および販売・開発会社「デンソーインターナショナルコリア」の3社を7月2日付けで経営統合すると発表した。

統合後は「デンソーコリア」として、自動車部品の開発から製造、販売まで一貫して行い、経営のスピードを向上させることで、韓国における事業体質の強化、成長に取り組む。なお、新会社の社長にはデンソーコリアオートモーティブのキム・ギョンソプ社長が就任する。

デンソーは、1976年に初めて韓国で生産会社を設立して以来、現地の自動車メーカー向けにメーターやヘッドアップディスプレイなどの表示系製品や、カーエアコン、スターターやオルタネーター、小型モーターなどを生産。また1997年には販売会社を設立し、現在では開発機能を担うテクニカルセンターを併設し、事業の現地化を進めてきた。

今回の経営統合により、技術開発とモノづくりの両面においてシナジーを創出するとともに、販売機能も一体化することで、現地顧客のニーズに合わせた製品開発を加速。また経営部門など、機能部門を集約することで経営スピードの向上を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  5. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る