メルセデスのプラグイン燃料電池車、商用車に拡大展開…航続最大500km

エコカー EV
メルセデスベンツ・コンセプト・スプリンターF-CELL
メルセデスベンツ・コンセプト・スプリンターF-CELL 全 3 枚 拡大写真

メルセデスベンツは7月2日、燃料電池コンセプトカー、『コンセプト・スプリンターF-CELL』を発表した。

メルセデスベンツはSUVの『GLC』をベースにした燃料電池車として、『GLC F‐CELL』を開発中。そのノウハウを、今度はメルセデスベンツの主力商用車、『スプリンター』に拡大展開。コンセプト スプリンター F-CELLが開発された。

コンセプト・スプリンターF-CELLの大きな特徴は、GLC F‐CELL同様、外部充電が可能なプラグイン機能付きの燃料電池車という点。バッテリーは、家庭および充電ステーションで充電できる。

コンセプト・スプリンターF-CELLのモーターは、最大出力200hp、最大トルク35.7kgmを発生。バッテリーはリチウムイオン。最大30kmのゼロエミッション走行を実現する。

また、3本の水素タンクは床下に配置。強固なカーボンファイバー製のタンクには、およそ4.5kgの水素が高圧で充填される。30kmのEVモードに加えて、水素と酸素で発電することにより、最大500kmの航続を可能にする、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  2. いすゞとUDトラックスのトラック163台でリコール…フライホイールのカバーが脱落するおそれ
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る