新車装着より高性能な夏タイヤを購入、37%が回答 GfKジャパン調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
エコピア EP150(参考画像)
エコピア EP150(参考画像) 全 4 枚 拡大写真

GfKジャパンは、全国のドライバー約1万2600名に対し、夏タイヤに関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。

まず、夏タイヤ購入のきっかけを聞いたところ「タイヤの溝がないと自分で気付いたから」と回答した割合が35%と最も高く、多くのドライバーが定期的にタイヤの状態を点検・確認している様子がうかがえる。一方、「一定の期間を走ったから」が14%、「一定の距離を走ったから」が13%と、タイヤ買い替えのタイミングを自身で設定し、その時期が来たら検討を始めるといったドライバーも多いようだ。

夏タイヤを店頭販売で購入した理由(複数回答)については、「いつも使っているお店だから」が最も高く36%で、次いで「タイヤの価格が安かったから」が34%。また「キャンペーンをやっていたから」との回答も15%あった。一方、インターネット販売で購入した消費者は価格面を重視する傾向にあり、67%が「タイヤの価格が安かったから」、26%が「送料が無料だったから」を購入理由として挙げた。

購入タイヤの事前検討については、店頭購入者の53%、インターネット購入者の44%は「店を訪問/アクセスしてから、ブランド及びシリーズを決めた」と回答。どのような夏タイヤが欲しいか等のイメージを持たない状態で店を訪問したり、ウェブサイトにアクセスしたりしているドライバーが多いようだ。ただし、インターネット購入者では「店を訪問/アクセスする前に、購入するブランド及びシリーズを既に決めていた」との回答が31%と店頭購入者(20%)に比べ高かった。

昨今、新車装着タイヤと同等またはより高性能なタイヤへの買い替えが訴求されている。新車装着タイヤを認識しているドライバーのうち、実際に「新車装着タイヤよりも性能が良いものを買った」と回答した割合は37%。「新車装着タイヤよりも性能が低いものを買った」と回答した消費者は13%にとどまった。現在では多くの消費者が新車装着タイヤとの性能差を意識し、夏タイヤを検討・購入しているようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  6. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. アウディ Q7 と Q8、PHEVに改良新型…EVモードは85kmに拡大
  10. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
ランキングをもっと見る