いすゞの大型観光バス ガーラ、ドライバー異常時対応システムを全車標準装備

自動車 ニューモデル 新型車
いすゞ ガーラ
いすゞ ガーラ 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は、大型観光バス『ガーラ』を改良、ドライバー異常時対応システム(EDSS)を全車に標準装備し、7月6日より販売を開始した。

EDSSでは、ドライバーに急病などの異常が発生した際、ドライバー自身や乗客が非常ブレーキスイッチを押すことにより減速・停止できる。作動時、車内では非常ブザーが鳴るとともにスイッチ内蔵ランプが点灯し、赤色フラッシャーが点滅。また周囲(車外)にはホーンを鳴らし、ストップランプとハザードランプを点滅させることにより、異常を知らせる。

そのほか安全面では、35~110km/hの範囲内で任意の制限速度を設定できる可変式スピードリミッターを全車標準搭載。不要な速度超過を抑制し、安全でエコな運行をアシストする。さらにELR(緊急ロック式巻き取り装置)3点式シートベルトおよびシートベルトリマインダー(警告灯)もオプション設定。乗客にシートベルトの確実な装着を促す。

また、クラッチ操作が不要なAMT(機械式自動変速機)を全長12m車を含む全車型に展開。オートマチックモードと、手もとのギヤセレクターで自在に変速を切り替えられるマニュアルモードが選択でき、運転負担の軽減および燃費効率の良い走行を実現する。

価格は全長12m、A09-UV〈AT-VIII〉360psエンジン、7速AMT、貸切11列が4239万3240円など。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る