ハーレー乗りが好んで「H-D」アパレルに身を包む理由

モーターサイクル エンタメ・イベント
ハーレーダビッドソンモータークローズ
ハーレーダビッドソンモータークローズ 全 18 枚 拡大写真

ハーレーに乗っているライダーは、ウェアなど見に付けているものにもハーレーダビッドソン(H-D)のロゴがどこかに入っていることが多い。オーナーはバイクだけでなく、ハーレーダビッドソンというブランドも好きなのだろうと想像がつく。

実際、ハーレーのディーラーに足を運んでも、アパレルやグッズがとても充実しているから納得がいく。アパレル担当は女性スタッフであることも多く、まるでブティックのような雰囲気。そんなムードだから、たとえバイクを買わなくてもTシャツを手にしてみたり、アクセサリーを眺めてみたりして、店へ気軽に行けるようになっているのだ。


ハーレーダビッドソンが創業したのは115年も前、1903年アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーでのこと。そして、バイクだけでなく早くからアパレル用品もリリースし、1912年にはもうモータークローズ部門を設立しているから驚く。1920年には、初のレザージャケットを発売。ずっと昔から、バイクとファッションの両面からライフスタイルを提案してきたのだ。

ハーレーダビッドソンジャパン(本社:東京都新宿区)ではアパレル展示会を開催し、マスコミやファッション業界、モデルらを集めた。

そこで披露したのは「GARAGE」「GENUINE MOTORCLOTHES」「1903」といった既存のラインと、アーバンスタイルを提案する新たなコレクション「H-D MOTO」。「GARAGE」は武骨でガス&オイルの香り漂うもの、「GENUINE MOTORCLOTHES」は伝統を感じるシリーズ、そして「1903」にはクラフトマンシップが宿っている。「H-D MOTO」は、モダンクラシックで洗練された上級カジュアルとした。


大排気量バイクの代名詞でもあるハーレーのイメージから、重厚なレザージャケットなどのイメージを抱くかもしれないが、普段着として街でも着られそうなカジュアルなシリーズもたくさんある。

女性ライダーにも人気が高く、レディースやジュニア用も豊富。自由な発想でコーディネートが楽しめそうだから、それが人気の秘訣か。ハーレーに乗らないときも、ハーレー乗りたちはその世界観を楽しんでいるのだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る