カーセブン、冠水車の偽装販売防止に注力 平成30年7月豪雨

自動車 ビジネス 国内マーケット
カーセブン越谷店(参考画像)
カーセブン越谷店(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

中古車販売・買取のカーセブンは、平成30年7月豪雨により発生した冠水車の偽装販売防止に取り組んでいくと発表した。

大雨や洪水などの災害で水没してしまった冠水車は、走行に危険があり、本来は廃車にすべきものが多い。しかし、この冠水車両を一部業者がクリーニングを行い、冠水していない車両として流通(販売)する事例が多く発生している。カーセブンでは、こうした冠水車の流通による二次被害拡大の防止に取り組む。

冠水車は見分けることが難しく、冠水車と知らずに購入し、後に故障やトラブルに巻き込まれる被害が後を絶たない。カーセブンでは、流通させてはならない冠水車両を引き取った際に、車体番号や型式などが記載されている「コーションプレート」の余白部分に、決められたマークを打刻。万が一流通した場合でも冠水車両であることがわかる措置をとる。さらに業界団体などを通じて情報を共有し、より多くの事業者に協力を求め、二次被害の拡大防止に取り組んでいく。

またカーセブンでは、被災者に対し、車両購入支援として、新たにカーセブン店で車両を購入した人の名義変更手数料を最大100名分負担する。適用条件は、詳細が決まり次第ホームページにて公開。また、対象店舗・エリアに関しては、今後政府が指定する激甚災害地域とする予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る