DS7クロスバック、2019年にはPHEVも販売開始へ…DSブランド副社長

自動車 ニューモデル 新型車
DS7クロスバック 発売会
DS7クロスバック 発売会 全 6 枚 拡大写真

PSAグループの高級車ブランド、DSオートモービルズのエリック・アポッド副社長は7月17日に都内で開かれた同ブランド初のSUVモデル『DS7クロスバック』(DS 7 Crossback)の発売会で、DS7クロスバックのプラグインハイブリッド仕様(PHEV)を2019年に発売することを明らかにした。

アポッド副社長は「DSブランドは2025年にはPHEVまたはフル電動車両にシフトすることになる。私どものハイパフォーマンス、走る喜びを提供するクルマはやはり電動化によって実現される。もちろんそれは最もエネルギー効率の良いテクノロジーであり、そして全世界的にすべての環境問題に対応を図っていくものになる」と強調。

さらに「DS7クロスバックのPHEVはまもなく発表される。またお客様に対しては2019年から販売を開始する。PSAグループとしてはPHEV初の四輪駆動で、最高出力は300馬力、ゼロエミッションモードでの走行50km」と説明した。

この日、日本で発売されたDS7クロスバックに関しては「すでに大きな成功を収めている。1万5000台以上の受注が全世界である。フランスにおいてはCセグメントSUV販売で第一位となっている」と紹介。

なおDS7クロスバックの日本での価格は469万‐562万円。エンジンは1.6リットルガソリンターボと2リットルクリーンディーゼルの2種類の設定で、いずれもアイシンAW製の8速オートマチックトランスミッションとの組み合わせとなる。

またアポッド副社長は「DSの成長をサポートするために販売ネットワークを全世界で広げている。現在の店舗数は340店で、今年末までには合計で540店になる予定。新しいDSストアが1日あたり1件オープンするペースになる。2021年初頭までに800店にする計画を立てている」ことも披露した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る