2020年東京五輪まであと2年、輸送手段・猛暑対策など課題山積[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年7月23日付

●品質認証機関が不正、JIS,無資格や手抜き(読売・1面)

●貿易摩擦G20対立、米と各国通貨安も火種(朝日・1面)

●東京五輪開幕まで2年、悩みジリジリ(朝日・2面)

●猛暑日今年最多237地点、熱中症か、埼玉で78歳と67歳死亡(東京・23面)

●世界景気不安抱え拡大、米減税やアジア需要けん引、貿易戦争の激化懸念(日経・1面)

●自動ブレーキ過信禁物、JAFが検証、豪雨時、衝突の恐れ(日経・38面)

●福岡空港滑走路舗装はがれ閉鎖、1時間、62便が欠航(日経・39面)

ひとくちコメント

2020年7月24日に開幕する東京五輪まであと2年、日数にすると732日になる。地球が北と南にひっくり返るわけでもないので、今から2年先の予想気温を心配してもどうにもならないが、きのう22日の都心では、今年最高の35.6度を記録した。マラソンやクーラーのない屋外競技では、選手も観客もこまめな水分補給など熱中症対策との戦いにもなりそうだ。

きょうの各紙は東京五輪・パラリンピックの公式マスコットの名前が、五輪は「ミライトワ」、パラリンピックは「ソメイティ」に決まったことを1面などで取り上げている。

一方で、朝日は「東京五輪開幕まで2年、悩みジリジリ」とのタイトルで、「1964年大会から半世紀余り、日本の首都が再び迎えるスポーツの祭典」としながら「暑さや輸送など、乗り越えなければならない課題は大きく、多岐にわたる。対策はどのように進んでいるのか」などと、個別課題についてレポートしている。

たとえば、輸送については、開閉会式前後を連休として、時差出勤・在宅勤務など、「時差ビズ」キャンペーンを企業・団体など呼びかけるという。

また、毎日は「テレビマネー大会左右」と1面トップと社会面で報じており、競泳の決勝を午前としたのは、米国のテレビ放映のゴールデンタイムで巨額の放映権料を支払う米国のテレビ局の意向は無視できないなどと伝えている。

これからもメディアが東京五輪について多くの話題を取り上げるとみられるが、大会に水を差すようなニュースが流れても、うんざりするこの異常過ぎる猛暑だけは防げない。今から気が重くなる。

《福田俊之》

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