日本のスポーツカーの米国販売、86 や ロードスター は3割減 2018年上半期

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トヨタ86の860スペシャルエディション
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前年同期比2.2%増の863万4017台と、増加に転じた2018年上半期(1~6月)の米国新車市場。日本の自動車メーカーのスポーツカーの販売結果がまとまった。

これは、各社がまとめたデータから明らかになったもの。アキュラ(ホンダ)『NSX』、トヨタ『86』、日産『GT-R』/『フェアレディZ』、マツダ『ロードスター』、スバル『BRZ』など、日本のスポーツカーは米国で売れたのか。

まずは、新型NSX。2018年上半期は93台を販売する。この台数は、前年実績の66.5%減。新型NSXは米国で2016年春に販売開始。発売から2年以上が経過し、新車効果も薄れてきたようだ。

トヨタ86の2018年上半期実績は、2288台。前年同期比は38.8%減と、5年連続のマイナス。スーパーカーのレクサス『LFA』は、2台を登録。LFAはすでに限定500台の生産を終了した。一方、新型スポーツクーペのレクサス『LC』は2018年上半期、1016台を販売。前年同期に対して、20%増と伸びる。

SUBARU(スバル)は、トヨタ86の兄弟車の『BRZ』が2018年上半期、1966台を販売。前年同期比は14.4%減と、86と同様、減少が続く。『WRX』と『WRX STI』は、合計で1万5038台を販売。前年同期比は7.1%減と、引き続きマイナス。

マツダ ロードスターは、米国では『MX-5ミアタ』として販売。2018年上半期の販売台数は、4691台にとどまった。前年同期比は32.7%減と後退している。

日産自動車は、GT-Rが304台を登録。前年同期比は18.5%減と、減少傾向にある。現地では『370Z』として販売されるフェアレディZも、前年同期比21.7%減の1949台と、引き続き前年実績を下回っている。
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《森脇稔》

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