DSのフォーミュラE 、テチーターと組む…ヴァージンとの契約は終了

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DSが第5シーズンのフォーミュラEに向けて、「テチーター」とパートナーシップ契約を締結
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PSAグループのDSブランドは7月23日、2018年12月に開幕する第5シーズンのフォーミュラEに向けて、同じフォーミュラEチームの「テチーター(タチタ)」とパートナーシップ契約を締結した、と発表した。

DSブランドは2015年6月、ヴァージングループのリチャード・ブランソンCEOが支援するフォーミュラEチームとパートナーシップを締結し、DSヴァージン・レーシングチームを発足。DSのモータースポーツ部門「DSパフォーマンス」がレースでの経験、設計など総合的な専門知識で協力し、フォーミュラEに参戦してきた。

しかし、フォーミュラEの第5シーズンでは、テチーターとパートナーシップ契約を締結。ヴァージンとの契約は終了となった。

テチーターは第4シーズンのフォーミュラEにおいて、ドライバーズタイトルを獲得し、チーム順位でも2位につけた。電気モーターはルノーから供給されていた、カスタマーチームだったが、DSと組むことで、マニュフアクチャラーチームとなる。

DSは第5シーズンのフォーミュラEに向けて、ニューマシンの『E-TENSE FE 19』を開発。従来マシンに対して、リアウイングを廃止。シャシーは大幅に改良されており、エアロダイナミクス性能も向上させた。

新しいバッテリーと新開発タイヤ、ドライバーの頭を保護する「ハロ」コックピットも採用。新型モーター「DS E-MOTOR 19」は、最大出力338hpを発生。これにより、0~100km/h加速2.8秒、最高速230km/hの性能を発揮する。

また、最適化されたエネルギー回生システムを組み込む。トランスミッション、リアサスペンション、冷却システム、ブレーキシステムなどもアップデートされている。

パートナーシップの詳細やチーム体制は10月1日に発表される予定だ。

《森脇稔》

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