JR東日本のC57形、不具合の原因は炭水車の車輪…『SLばんえつ物語』今年度の運行は打切りに

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後部につながっている「炭水車」の車輪が不具合の原因となったC57 180。復帰は2019年夏以降となる模様。
後部につながっている「炭水車」の車輪が不具合の原因となったC57 180。復帰は2019年夏以降となる模様。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本新潟支社は7月25日、同社のC57形蒸気機関車180号機(C57 180)の不具合により、磐越西線のSL列車『SLばんえつ物語』の7月以降の運行を断念すると発表した。

C57 180は7月13日11時30分頃、新津運輸区構内のSL庫で点検中に、後部に繋がっている石炭と水を積む「炭水車」と呼ばれる部分の車輪に不具合が判明した。

不具合が起きた車輪は8つあるうちの1つだったが、新たに製作する必要があるため、部品調達も含めて相当な日数を要するという。加えて10月以降には保安装置などの設備更新を行なう大規模な定期検査も計画されていることから、今年度の運行が打ち切られることになった。修繕や定期検査は2019年初夏に完了する予定だという。

これにより、8月18日からは『SLばんえつ物語』に代わる、DE10形ディーゼル機関車けん引による『DLばんえつ物語』が運行される。運行日は当初、8月18・19・25・26日とされていたが、9月15・16・22・23日が追加されている。
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《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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