ダイムラーが3社に分社化、モビリティサービスの新会社立ち上げ 2020年から新体制へ

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラーの新体制の概略図
ダイムラーの新体制の概略図 全 1 枚 拡大写真

ダイムラー(Daimler)は7月26日、2020年に予定している組織再編後の3つの新会社の社名を発表した。ダイムラーを持ち株会社とし、その傘下にメルセデスベンツ、ダイムラートラック、ダイムラーモビリティの3社を置く。

今回の組織再編では、乗用車主体のメルセデスベンツ、商用車主体のダイムラートラック、モビリティサービスと金融部門主体のダイムラーモビリティに分社化。法的に独立した事業体を創出することにより、グループの企業体質をさらに重視し、強化することを目指す。

またダイムラーは今後、大型投資を行う予定。より強固な部門構造を備えるダイムラーは、製品およびモビリティサービスの世界的な基準の確立を狙う。このプロジェクトでは、ダイムラーは、技術的な変革とデジタル化に必要な投資を行う。変化する顧客の行動や市場に対応するために、集中的な協力とパートナーシップを模索していく。

なお、この新体制は、2019年5月の年次株主総会で株主の承認を得た後、2020年1月の発効を目指す、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る