【鈴鹿8耐】TSRが参戦3年目にして初のEWCチャンピオンを獲得

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鈴鹿サーキットで開催中された2017-2018 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会。No. 5 F.C.C.TSR Honda Franceが5位に入り、No. 94 GMT94 YAMAHAを下して2017-2018 EWC(FIM世界耐久選手権)のシリーズチャンピオンに輝いた。

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2017-2018 EWCは2017年9月に開幕。No. 5 F.C.C.TSR Honda Franceは第4戦までに2勝を挙げ、146ポイントのランキングトップで最終戦の鈴鹿8耐に乗り込んできた。それを追うのは10ポイント差のNo. 94 GMT94 YAMAHAと、37ポイント差のNo. 111 HONDA ENDURANCE RACING。しかしNo. 111 HONDA ENDURANCE RACINGは優勝したうえに上位2チームが下位に沈んだ場合のみチャンピオンの権利を得る状況のため、実質、No. 5 F.C.C.TSR Honda FranceとNo. 94 GMT94 YAMAHAの一騎打ちとなった。

この2チームは予選でも接戦を演じ、決勝レース中もほぼ同じ位置を走行。終盤には5位を走るNo. 5 F.C.C.TSR Honda FranceにNo. 94 GMT94 YAMAHAが追いつき一気に抜き去るシーンも。しかしピットストップ戦略の違いから再逆転したNo.5 F.C.C.TSR Honda Franceが、そのままNo. 94 GMT94 YAMAHAのひとつ前となる5位でフィニッシュし、参戦3年目にして初のEWCチャンピオンを獲得した。

《藤木充啓》

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