ハーレーダビッドソンはよく“鉄馬”とたとえられるが、だからなのか競馬場にハーレーが出現した!
7月30日から8月3日にかけて、東京・大井競馬場で開催された東京シティ競馬(TCK)「サンタアニタウィーク」にハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)が出展し、最新2018年モデルから『アイアン1200』や『ファットボーイ114』、『ストリートロッド』『ストリートグライドスペシャル』『トライグライドウルトラ』の5モデルが展示されたのだ。
◆日米交流にちなんでアメリカンブランドの雄が出揃った
HDJの担当者によると、この期間は「サンタアニタウィーク」といって、東京シティ競馬(TCK)がアメリカンムードに包まれるんだとか。“サンタアニタ”とはアメリカ西海岸を代表するカリフォルニア州の有名な競馬場で、これは毎夏恒例の日米交流イベントとのこと。なるほど、ここで合点がいく。アメリカムードということで、ハーレーが競馬場に置かれたというわけだ。
お隣にはアメリカンSUVの代表ともいえるジープが出展。期間中はアメリカンフードや雑貨、クラフトビールなどを販売する「アメリカンマーケット」が出現したり、8月1日にはメインレースとして「サンタアニタトロフィー」がおこなわれ、さらになんと「ハーレーダビッドソン賞」も開催された。
◆酷暑の東京も、夜の競馬場は楽しい!
かつて芦毛の怪物・オグリキャップが活躍し、第2次競馬ブームと呼ばれた頃からテレビで見始め、ナリタブライアン全盛の頃には競馬場にも足しげく通うようになっていた筆者も、久々に競馬場へ足を運んでみた。東京シティ競馬は公営競馬で、日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬よりこぢんまりしている。
しかし、どうだ。大井競馬場は賑わっているではないか。見るからに年季の入ったベテランたちはもちろん、家族連れやカップルも目につく。
HDJのキャンペーンスタッフがステッカーを配り、跨っていいことを伝えると、ハーレーのシートに座って写真を撮っていく人も少なくない。HDJの担当者は「普段、オートバイに接する機会のない人にもハーレーダビッドソンをアピールしたいのです」と言う。
暗くなると場内はライトアップされ、ビール片手に夜風を感じながらナイター競馬やグルメが楽しめる。快適な席でゆったり見たいという人には有料の指定席も各種用意されていて、初心者にも安心だろう。
ハーレーダビッドソンの競馬場での展示はこれで一旦終わりだが、ナイター競馬は東京・大井でまた開催され、他の公営競馬でもおこなわれている。特に夏の真っ盛りはオススメだ。