ブリヂストン、タイヤ部門順調も多角化部門不振で営業益1.4%減 2018年1-6月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ・ジムニー新型に新車装着されたブリヂストンDUELER H/T684 II
スズキ・ジムニー新型に新車装着されたブリヂストンDUELER H/T684 II 全 2 枚 拡大写真

ブリヂストンが発表した2018年1~6月期の連結決算は、天然ゴムをはじめとする原材料・素材価格の上昇が影響し、営業利益は前年同期比1.4%減の1994億円で減益となった。

乗用車用タイヤは、北米や中国で新車用が大幅な伸びを示したが、補修用タイヤが日本や中国、北米で落ち込んだ。トラック・バス用は補修用が日本や北米で伸び悩んだものの、新車用が北米や中国で3割以上の伸びを示した。建設・鉱山車両用タイヤも伸び、タイヤ部門の売上は同2.4%増の1兆4740億円、営業利益は3.0%増の1906億円となった。

しかし、加工品、スポーツ用品、自転車などの多角化部門は、売上高こそ同0.3%増の3116億円で前年並みとなったが、営業利益は同48.0%減の89億円の大幅減となった。

この結果、全体の売上高は同1.9%増の1兆7754億円、営業利益は同1.4%減の1994億円、経常利益は同2.6%減の1908億円、純利益は前年に米国での民事訴訟関連の特別損失を計上していたことから、同2.1%増の1346億円となった。

通期業績見通しについては、売上高を前回予想比1000億円減の3兆7000億円、営業利益は同330億円減の4300億円、経常利益は同360億円減の4030億円、純利益は同30億円減の3050億円に下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る