カワサキ Ninja H2、スーパーチャージドエンジン熟成で最高出力231psに向上

モーターサイクル 新型車
カワサキ Ninja H2カーボン
カワサキ Ninja H2カーボン 全 16 枚 拡大写真

川崎重工は、998ccスーパーチャージドエンジン搭載のフラッグシップモデル『Ninja H2 / Ninja H2カーボン』を改良、8月10日より導入国で順次受注を開始する。

【画像全16枚】

2019年モデルでは、スーパーチャージドエンジンをさらに熟成。ツアラーモデル『Ninja H2 SX』のバランス型スーパーチャージドエンジン開発で得たノウハウを活用、エアフィルター、インテークチャンバー、スパークプラグといった主要部品をNinja H2 SXと共用とし、最高出力を従来の205psから231psへ高めている。足回りでは、ブレンボ製ストリート用モノブロックキャリパーの最新・最上級モデル「Stylema」をフロントブレーキに採用。従来モデル「M50」に比べ小型・軽量化し、ブレーキ性能の向上に貢献している。

また、カワサキ初となるスマートフォン接続機能(Bluetooth)を搭載。専用アプリで車両情報や走行ルートを確認したり、電話やメール着信を液晶スクリーンに表示させたりすることができる。インストゥルメントパネルは、スクロール可能なマルチファンクションウィンドウと表示モード選択機能(4モード)を備え、スーパーチャージャーの過給圧/スロットル開度/ブレーキ効力/前後加速度の中から必要な情報を視覚的に表示させることができる。さらに傷を自己修復する特殊コーティング塗装「ハイリーデュラブルペイント」を採用し、高品質な外観を維持するほか、ナンバー灯にもLEDを新たに採用し、全灯火類LED化を実現している。

サーキット走行専用モデル『Ninja H2R』の2019年モデルも同日より導入国で順次受注を開始。H2 / H2カーボン同様、ブレンボ製ストリート用モノブロックキャリパー「Stylema」をフロントブレーキに採用し、制動性能を高めている。

なお現在、Ninja H2シリーズは、ツアラーモデルのNinja H2 SXとサーキット専用モデルのNinja H2Rのみ日本に正規導入。Ninja H2 / Ninja H2カーボンは海外のみの販売となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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