ヤマハ発動機は、2002年から開催している世界一のヤマハ二輪整備士を決める世界大会「WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX」=WTGP2018を、10月17日にヤマハ発動機本社(静岡県磐田市)で開催する。WTGP 2018の特設サイトを8月20日にオープンした。
WTGP2018)は、ヤマハ独自の世界統一基準による整備士教育プログラム「YTA」に合格した認定整備士が集い、世界一のヤマハ二輪整備士を決める世界大会だ。2002年に第1回大会を開催、今年が8回となる。
世界大会に先駆けて、世界で約3万4000人のYTA認定整備士の中から、各国地域の代表を決める予選大会を行なう。7月4日に開催した日本大会決勝では、約2200人の中から1名の日本代表選手が決定した。10月17日には19の国・地域からなる21名の整備士が本社に集結し、世界一の整備士を決める。
大会は故障診断競技とお客様対応競技の2種類から成り立つ。優勝するためには、「高い整備技術」、「わかり易い説明」、「感動する対応」の3つの条件が欠かせない。ヤマハ発動機は、WTGP2018を通じて二輪整備士にスキルアップの喚起を促すだけではなく、ヤマハの顧客満足度の向上、さらには二輪業界全体の活性化、二輪整備士の地位向上に貢献を意図する。
WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018
ワールドテクニシャングランプリにせんじゅうはち
通称:WTGP2018
■開催日時:10月17日(水)
■会場:ヤマハ発動機株式会社
静岡県磐田市新貝2500
■競技内容
1. 故障診断競技:不具合想定車両での的確な故障診断と修理技術
2. お客様対応競技:納車時における修理結果の説明および純正部品の訴求を含めたアドバイス
■競技クラス(2クラス制)
1. スポーツモデルクラス
2. コミューターモデルクラス
※本大会に一般の人は来場はできない。
YTAとは、「世界中のヤマハ販売店で、どこでも均一で高品質なサービスが受けられること」を目的に掲げ、2000年より推進している、ヤマハ独自の世界統一基準によるサービスマン教育プログラム。「YTA」=ヤマハ・テクニカル・アカデミー。