強引な割り込みが原因で分岐帯のクッションドラムに衝突、乗用車が炎上

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前走車を強引に追い抜き、前へ割り込もうとしていた乗用車が、分岐帯手前に設置されたクッションドラム(緩衝材)へ衝突する事故が起きた。クルマは衝突後に炎上したが、運転者は燃え上がる前に脱出している。

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21日午後2時ごろ、東京都台東区内の首都高速道路・1号上野線で、下り線を走行していた乗用車が分岐帯のクッションドラムに衝突する事故が起きた。この事故で乗用車は炎上し、運転者が軽傷を負っている。

警視庁・高速隊によると、現場は台東区東上野2丁目付近で片側2車線の直線区間。乗用車は上野出口へ向かう車線を走行していた前走車を左側から追い抜き、前方に割り込もうとした際、分岐帯に設置されたクッションドラムに衝突した。

乗用車は中破して炎上。運転していた30歳代の男性は後続車の運転者らが救出したが、打撲などの軽傷を負った。後続車は分岐帯の手前で停車したことから、巻き込まれによる被害はなかったという。

乗用車は速度を上げていたとみられ、警察では無謀な追い抜きが事故につながったものとみて、運転者の回復を待って事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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衝突の様子は後続車に設置されたドライブレコーダーが撮影していた。乗用車は速度を上げ、前走車の直前に割り込もうとしたようだが、ハンドル操作を誤ってクッションドラムへ突っ込んでいた。無謀かつ身勝手な運転が引き起こした事故といえる。

《石田真一》

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