愛車をキレイにするサービス「カーディテイリング」とは? 一度は相談してみるべきプロショップたち

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愛車をキレイにするサービス「カーディテイリング」とは? 一度は相談してみるべきプロショップたち
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今日はよい天気だから洗車しよう!気持ちよく晴れた休日の朝にガレージで愛車をキレイに洗車する。

クルマ好きなら、この「洗車をする」行為が心身のリフレッシュになるし、何よりもキレイなクルマでドライブすることは、誰にとっても気持ちの良い行為である。



最近ではディーラーやガソリンスタンドなどでもコーティングの看板を見かけることが多く、ドライバーの中には愛車をよりキレイにするために、洗車やコーティングをお店に依頼するオーナーも多いだろう。

ただ、実はどのお店もそのクオリティが均一ではないことをご存知だろうか。世の中には、クルマをキレイに仕上げることを専業とする「ディテイラー(Detailingする人)」と呼ばれる職人たちがおり、彼らがクルマ(Car)をディテイル(細部)まで徹底的にキレイにする「カーディテイリング」というサービスがあるのだ。



近年では、新車販売の低迷や平均車齢が伸びている点から、先述したディーラーやガソリンスタンドをはじめ様々な業種の人たちが「愛車を長くキレイに保つ」手段としてカーディテイリングに注目しており、サービスも広がりを見せている。


◆代表的なカーディテイリングメニュー

では、カーディテイリングでは具体的にどんな手段でクルマを綺麗にするのか。洗車やコーティングなど比較的身近なものから、ウインドウやボディのフィルム施工、シートやガラスといった内外装の破損修復まで多岐にわたっており、主に以下のようなメニューに分類できる。

▼クリーニング系
・洗車
・コーティング
・ルームクリーニング



▼フィルム系
・ウインドウフィルム
・ラッピングフィルム
・プロテクションフィルム




▼補修系
・ウインドウリペア
・シートリペア
・デントリペア




これらを生業とする専門店「ディテイリングショップ」は全国各地に点在するが、一人で立ち上げたクルマ好きが職人的にこなす小規模なところから、スーパーカーなどの高級ディーラーが数多く依頼する有名店まで千差万別。カーディテイリングの作業内容も上記の通り多彩なので、それぞれショップごとに強みとするメニューもあるのだ。

例えばカーオーナーに最も身近な洗車・コーティングでは、栃木県宇都宮市のアペックスが、業界内でも高い注目を集めている。特に4トンもの専用純水タンクや特許取得したコーティング乾燥ブース、磨き専用のブラックブースなどの独自設備は圧巻。




また、暑い季節に本領を発揮するウインドウフィルムでは、ウインドウフィルムやラッピングフィルムなどを専門に取り扱う「貼りアップ(福岡県福岡市)」や、法規制があるフロントガラス・フロントサイドガラスへの車検適合のフィルム施工で一躍名を馳せたビーパックス(京都府京都市)などが有名だ。




さらに、関西方面ではカーメイクアートプロの存在が際立つ。コーティング剤やプロテクションフィルムなどカーケアに欠かせない逸品をいち早く海外から取り入れたり、高品質なレザーリペアを手掛けたりと、ユニークな事業展開を行なっている。



そして、アペックスでもカーフィルム国家資格一級技能工がフィルム施工したり、ビーパックスでもこだわりのコーティングを実施していたりと、特定のメニューのみならず幅広い作業を全て高い品質で提供しているのも大きな特徴だ。


◆業界内での情報共有がカギ

あらゆるカーディテイリング作業を高水準で実施できる背景には、個社個社の企業努力は言わずもがなだが、業界内での高度な情報共有が実現されている点も無視できない。

その象徴的な組織が、首都圏のディテイリングショップを中心に組織された東京ディテイリング倶楽部だ。業界全体の活性化・発展を目的に発足し、コーティングからフィルム、補修系にいたるまで、個々でもレベルの高いショップが情報やトレンド、製品を共有し、日々腕に磨きをかけている。



こうしたプロのディテイラーたちに相談すれば、どのように仕上げたらそのクルマが持つ美しさを最大限に引き出すことができるか、最善の方法を提案してくれるはずだ。そしてその際には、どんなショップを選ぶかも大事なポイント。愛車を長くキレイに保ちたければ、信頼できるカーディテイリングショップに相談してみるとよいだろう。

《カーケアプラス編集部》

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