現役レースクイーン 安藤麻貴 が「N-ONEオーナーズカップ」に挑戦!…涙の予選通過

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
安藤麻貴(ケンウッドモデューロN-ONE)
安藤麻貴(ケンウッドモデューロN-ONE) 全 14 枚 拡大写真

8月18日にツインリンクもてぎで行われたN-ONE OWNER’S CUP 第11戦に現役レースクイーンの安藤麻貴が挑戦し、注目を集めた。

ナンバー付きのホンダ『N-ONE』で争われるワンメイクレースとして各地で開催されているN-ONE OWNER’S CUP。最近では予選落ちが出るほどエントリー数が増え、上位陣のレベルも格段に上がっている。

そのN-ONE OWNER’S CUPに「2017日本レースクイーン大賞」を受賞するなど、レースクイーンとして絶大な人気を誇る安藤が“ドライバー”としてレースに挑戦した。

今年、彼女はSUPER GTやスーパー耐久で「Modulo スマイル」としてレースクイーンを務めており、そのつながりでNo.89 ケンウッドモデューロN-ONEで今回参戦を果たした。

普段は趣味でレーシングカートに乗るなど、モータースポーツには積極的に参加している安藤だが、4輪レースに参戦するのはこれが初めて。レース前から楽しみではあるものの不安と緊張を隠せない表情をしていた。

実は、今回は46台がエントリーし決勝グリッドに並べるのは45台。1台の予選落ち枠に入ってしまう可能性があった。前日の練習走行でも思うようにタイムを伸ばせず最下位だった。

しかし、プロのレーシングドライバーからのアドバイスをもとに自身の走りを見直し、翌朝の公式予選では、それまでの自己ベストを5秒更新する2分56秒597をマーク。43番手につけ決勝進出を果たした。

「2分56秒台が出た時は、『予選を通過できたかも!』と思って、緊張がほぐれたのか涙がでてきました」と予選を振り返った安藤。当初は予選落ちも覚悟していたそうだが、周りも驚くほどのタイムアタックを決め、決勝進出を果たせたことに涙を見せていた。

そのまま午後に行われた決勝レースではスタートで2つポジションを上げるも、思うようにペースを上げられず、最終的には予選ポジションと同じ43位でフィニッシュ。それでも、最低限の目標と掲げていた完走を果たすことはできた。

これまではレースクイーンとしてレースの現場に携わってきた安藤だが、今回ドライバーを経験したことで、レースの見方が大きく変わったという。

「これまでレースクイーンとして見てきたところ以外にも、たくさんのことを知ることができましたね。レースに参戦するためにサーキット以外でやることがたくさんあるんだなと改めて感じました。特に事前の道具の準備や、マシンがどういう状況になっているのかなど……サーキットで行なっていることだけがレースではないんだなということを改めて感じました。すごくいい経験ができました」

そして、機会があれば次回もチャレンジしたいとのこと。「また挑戦したいです!やっとクルマの感触とかにも慣れたので、次は1台でも追い抜いて、もう少し前に行けるレースをしたいです」と笑顔で語っていた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る