特にカーナビは目的地まで移動する際のレスポンスを左右するだけでなく、いかに乗り手の行動をフォローしてくれるかが大事。さらに、オーディオシステムは満足できる物をあらかじめ選んでおけば、その道のりを快適に過ごせたり、乗り手の記憶に刻まれるドラマティックな時間を作り出してくれることもあったりするもの。
そんな矢先、スバル「レヴォーグ」と「WRX STI」、「WRX S4」にディーラーオプションとして設定されているクラリオンのカーナビゲーションシステム「Quad View(TM)ナビ」と、カーオーディオシステム「Full Digital Sound SPIRIT」を試す機会を得ることに。さいたま新都心から夏らしい気分を満喫できると話題の場所に足を伸ばして、最新カーナビの機能はドライブの道のりでどんなメリットを与えてくれるのかチェックしてみようと思う。
◆スタイリッシュに車室内を演出するQuad Viewナビ


◆小気味よい操作感でストレスフリーな目的地検索


◆新しい表示方法である4分割画面は想像以上に使いやすい!


地図など1つの画面を全画面で表示することもできるが、4つの情報が表示されている画面の場合、情報を得たいエリアにタッチするだけで、いま見たい情報をワンタッチでサッと拡大することができる。地図画面以外を拡大した場合は、地図画面が小さく表示されるものの、高精細なディスプレイのおかげで地名や道がクッキリと表示され進む道が把握しやすいのが有り難い。
また、指先のタッチやフリック操作による画面の転換は単にレスポンス良く移行するのではなく、指先を動かして少し溜めてから動き出すといった情緒的な動きをする。人が使いこなすインターフェースとして馴染みやすさを意識させるあたりに最新の技術がもたらす新しさが感じられる。
ドライブの道のりは首都高速の新都心ICから美女木JCTを経由して、東京外環自動車道、三郷JCTから常磐道へ。柏ICで高速道路を降りて、国道16号を南東へ進んでいく。ジャンクションでは何度か分岐を通過したが、実際の道路に標示されている看板と同じものが地図画面にも表示されるから、自分の進むべき方向が正しいのかどうかを照らし合わせて確認しやすい。


◆ハイレゾにも対応するクリアな音質を誇るフルデジタルサウンドシステム



◆花と緑に囲まれた異国感漂う「ふなばしアンデルセン公園」



◆知らない場所でこそ役立つ「ローカル検索」のメリットは大きい



日帰りドライブの様々な場面でメリットが感じられたQuad View ナビ。その最新のインターフェースと機能はスバル車の魅力にプラスされた形で、ドライブをストレスなく、限られた時間を有効に、そして充実したものにしてくれた。技術が人の行動を支えるアプローチは、まさにこれからの時代のクルマにおいて、欠かせない要素に繋がっていきそうだ。
※撮影協力 ふなばしアンデルセン公園
住所:千葉県船橋市金堀町525
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