ことしは平日も実施、くるまマイスター検定…テリー伊藤「クルマ記者がダメだってわかりましたよ!」

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総合自動車知識検定「くるまマイスター検定」発表会(メガウェブ、8月27日)
総合自動車知識検定「くるまマイスター検定」発表会(メガウェブ、8月27日) 全 4 枚 拡大写真

「軽規格の本格オフロード4WD車として1970年に発売されたスズキ『ジムニー』。その初代モデルは?」「1997年にトヨタが発売したプレミアムクロスオーバーSUVの先駆けになった車種は、RAV4、ヴァンガード、クルーガー、ハリアー、どれ?」

これ、日本唯一の総合自動車知識検定といわれる「くるまマイスター検定」の問題のひとつ。日本マイスター検定協会は8月27日、東京・青海のメガウェブで、総合自動車知識検定「くるまマイスター検定」の概要と企画の発表。

発表会場には、同検定を応援するテリー伊藤団長をはじめ、くるまマイスター検定 塚本奈々美アンバサダー、「日本ベスト・カー・フレンド賞」に選出された西野朗 前サッカー日本代表監督、いとうあさこ、池田エライザ、猪瀬直樹 元都知事・政治家・作家、蜷川有紀が登壇。「受験者は累計1万人を超えた」(同協会 一井克彦代表理事)という同検定の楽しさなどを伝えた。

ことしの総合自動車知識検定「くるまマイスター検定」は、11月14・18日の2日間実施。日本唯一の総合自動車知識検定として、ことしで6回目。8月1日から申込みを受け付けている。

この2日間開催について、くるまマイスター検定 塚本奈々美アンバサダーは、「ことしはなんと、平日開催も実施。14日は平日の水曜日。ライフスタイルにあわせて、全国で130会場以上で受験できる。試験は、マークシートとコンピューターの2スタイルから」と説明。

またテリー団長は、「検定日に平日が加わって、一般企業に勤める人や、土日は仕事で忙しいという人も受験できるようになった。ぼくも横浜会場に応援に駆けつける予定。ぜひがんばってほしい」と伝えた。

この日は、昨年、1級で最年少合格者の都築颯太くん(合格当時13歳、現在中学2年生)も登場。テリー団長と、こんなトークを展開した。

都築くん「小学校5年生のときに、小学校新聞でくるまマイスターの広告記事をみつけて受験しました。クルマが好きだったんで、知識を試してみようと受けてみました。3級、2級といって、1級も受けてみたら合格してしまった」

テリー団長「これね、すごいことですよ。あのね、実はクルマ雑誌の記者も、この検定、全員落ちてますからね。これで、クルマの記者たちがダメだってはっきりわかりましたよ!」

都築くん「ぼくは試験の1か月前に過去問を解いてみた。あとは雑誌ばっかり読んでました」

テリー団長「もうね、都築くんはあしたからクルマ運転してもいいんじゃないですか」

都築くん「自宅に壊れてるジムニーがある。これを直して乗ってみたいです」

テリー団長「いいね。レストアしてね、その先もう、レーサーになっちゃってもいいですよね」

このくるまマイスター検定、実は「1万1000人の受験者のなかで、34%ほどしかクリアしていない。だからものすごっく難易度が高い」と塚本アンバサダー。テリー団長もこの難度について、「これね、正直言って、マイスター1級は日本でいちばん難しい試験です。教習所で取得できる免許で、大型二輪が最も難しいといわれてたけど、このマイスター1級合格がどれだけ難しいか」と続いた。

ちなみに、冒頭の問題の「トヨタが発売したプレミアムクロスオーバーSUVの先駆けは?」という問題の答えは、「プレミアムがつくと、答えはハリアーです」と都築くん。これにもテリー団長は「これも難しいでしょ。細かいんですよ」と返していた。

また、同協会では、ユーザー同士で自動車に関して問題を作成して解き合うサイト「カーデイズ」を9月から公開。同サイトは、くるま情報に特化した新しいSNS。無料で受けられるWeb受検をはじめ、さまざまな特典を用意しているという。

《レスポンス編集部》

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