ホンダ NSX 改良新型、15万7500ドルから…10月発売へ

エコカー ハイブリッド
アキュラ(ホンダ)NSX 改良新型(The Quail, Motor sports Gathering 2018)
アキュラ(ホンダ)NSX 改良新型(The Quail, Motor sports Gathering 2018) 全 8 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは8月24~26日、米国で開催された「The Quail, Motor sports Gathering 2018」において、改良新型『NSX』(Acura NSX)の米国価格を発表した。

現地ベース価格は、15万7500ドル(約1750万円)と、従来比で1500ドル引き上げた。改良新型の米国販売を10月から開始する、としている。

現行NSXは2015年1月、デトロイトモーターショー2015で初公開。新世代のハイブリッドスーパーカーとして、復活した。改良新型には、現行モデルの登場からおよそ3年半が経過し、初の本格改良が施された。

改良の内容は、足回りのチューニングの見直し、内外装のリニューアルなど。とくに足回りは、ハンドリング性能に磨きをかけることに重点を置いた。

ハイブリッドパワートレーンに大きな変更はない。軽量ボディのミッドシップに、直噴3.5リットル(3493cc)V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する。高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用。フロントにモーターを2個、リアに9速デュアルクラッチトランスミッションと一体設計する形で1個、合計3個のモーターをレイアウトした。前輪の左右を独立した2つのモーターを使い、四輪の駆動力を自在に制御するトルクベクタリングを可能にする電動式4WDハイブリッドとなる。

米国仕様車のスペックは、エンジンの最大出力が500hp/6500-7500rpm、最大トルクが56.1kgm/2000-6000rpm。モーターの最大出力が73hp。システム全体で573hpのパワーと、65.8kgmのトルクを引き出す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  4. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る