米ファラデー初のEV、『FF 91』…最初の1台がラインオフ

エコカー EV
ファラデー・フューチャー FF 91
ファラデー・フューチャー FF 91 全 5 枚 拡大写真

米国のファラデー・フューチャー(Faraday Future)社は8月28日、同社初のEV『FF 91』の最初の1台がラインオフした、と発表した。

ファラデー・フューチャー社は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く新興企業。オリジナルEVの開発に取り組み、テスラのライバル企業になり得る存在と称されている。

同社初のEVのFF 91は、「VPA」と呼ばれる車台をベースに、スーパーカーのパフォーマンスを備えたEVとして開発。ボディサイズは、全長5230mm、全幅2283mm、全高1598mm、ホイールベース3200mm。

モーターは、最大出力1050hpと非常に強力。このおかげで、0~96km/h加速は2.39秒と優れた加速性能を実現する。バッテリーは、蓄電容量130kWhと大容量。1回の充電で走行できる距離は、米国の計測モードでおよそ608km、欧州の計測モードでおよそ700kmの性能を備えている。

8月29日、FF 91の最初の1台が、米国カリフォルニア州でラインオフ。プリプロダクションモデルではあるものの、2017年初頭の発表からおよそ1年半が経過し、量産に向けて一歩前進した形になる。ファラデー・フューチャー社のジア・ユエティンCEOは、「世界中のサプライヤーの数千のパーツを使用して、FF91のプリプロダクションモデルを組み上げた。FF91 が顧客に受け入れられると確信している」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る