カワサキ Ninja ZX-10R シリーズ、2019年モデル発売へ 最高出力203psへパワーアップ

モーターサイクル 新型車
カワサキ Ninja ZX-10R ABS
カワサキ Ninja ZX-10R ABS 全 11 枚 拡大写真

川崎重工は、スーパースポーツ『Ninja ZX-10R』シリーズ4モデルをモデルチェンジ、2019年モデルとして10月1日より導入国で順次発売する。

「Ninja ZX-10R ABS / Ninja ZX-10R」は、2004年のデビュー以来世界中のレースで活躍し、サーキットにおける優れた性能が評価されている。2017年モデルよりサーキット走行に特化した「Ninja ZX-10RR」、2018年モデルより電子制御サスペンション「KECS」を搭載したハイグレードモデル「Ninja ZX-10R SE」を発売し、モデルバリエーションを拡大。スポーツ走行を楽しむライダーの技術や経験、好みなどによるモデル選択を可能にし、幅広いニーズに対応している。

2019年モデルでは、バルブ駆動方式にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用し、エンジン出力と信頼性を向上。最高出力を従来の200psから203ps(ZX-10RRは204ps)に高めたほか、エンジン各部の改良により、低回転域から高回転域まで幅広いパワーバンドを獲得している。

また、従来ZX-10RR/ZX-10R SEのみに採用されていた、デュアルディレクションKQSを、全てのモデルに装備。クラッチレバー操作やスロットル操作を行わずに素早いシフトアップ、シフトダウンが可能となった。

なおNinja ZX-10RRは全世界で500台の限定販売で、トップブリッジには車名ロゴをあしらったシリアルナンバープレートを装着する。

2019年モデルは欧州、米国、カナダ、豪州、インドネシア、タイ、日本、フィリピンなどで10月1日より順次導入する。

《纐纈敏也@DAYS》

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