8月の新車総販売は2.5%増の36万台と2か月連続のプラス

自動車 ビジネス 国内マーケット
スズキ・ジムニー新型
スズキ・ジムニー新型 全 4 枚 拡大写真
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9月3日に発表した8月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比2.5%増の36万4216台と2か月連続のプラスとなった。

このうち登録車は0.2%減の23万3358台で2か月ぶりのマイナスだった。今年は低調なペースで、4月と7月に小幅のプラスとなったが、8月は再び落ち込んだ。トヨタ自動車の『クラウン』や『カローラスポーツ』、SUBARU(スバル)の『フォレスター』といった新モデルの効果はあるものの、力強い回復は見えていない。8月としては14年以来、4年ぶりのマイナスになった。

ブランド別では6月に新モデルを投入したトヨタが0.6%増と、2か月連続のプラスとなったほか、「e-POWER」モデルが人気の日産自動車も7.7%増と好調だった。西日本豪雨の影響によって7月に苦戦したマツダは、SUVを中心に回復しており、11.1%増と2か月ぶりにプラスとなった。また、完成検査でのデータ不正などがあったSUBARU(スバル)は16.0%減と、17年11月から10か月連続のマイナスだった。

一方、軽自動車は7.7%増の13万0858台と2か月連続のプラス。回復基調が続いており、スズキの『ジムニー』やホンダの『N-VAN』といった各社の新モデルも貢献している。

ブランド別ではスズキが11.2%増となり、1.0%減だったダイハツを抑えて、3か月ぶりに販売シェアトップを確保した。Nシリーズが好調なホンダは30.4%増と大きく伸ばした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る