交通系ICや電子マネーでも料金決済できるタブレット、JapanTaxiが開発 2020年までに5万台配備

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交通系ICや電子マネーでタクシー料金を決済できるマルチ端末「決済機付きタブレット」の使用イメージ
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日本最大のタクシー配車アプリ「全国タクシー」を展開するJapanTaxi(ジャパンタクシー)は、交通系ICや電子マネーでタクシー料金を決済できるマルチ端末「決済機付きタブレット」を独自開発し、9月から順次、全国展開する。

全国タクシーでは、スマホからタクシーを呼ぶことができるほか、事前登録したクレジットカードによるネット決済で到着前に支払い手続きが完了するサービスも提供。さらに、2017年にはタクシーの乗客に向けて広告配信するタブレットに、QRコード決済機能を搭載し、道や乗り場で乗車した際にも、到着前に支払い手続きが完了する「JapanTaxi Wallet」を都内でスタート、その後、全国展開している。

今回、従来の広告タブレットに、クレジットカード・交通系IC・電子マネーに対応する決済機を一体化させたタクシー業界初となる決済機付きタブレットを独自に開発した。

現金支払い以外では、乗客自身で好きな支払い方法を選択して決済する業界初のスタイルとなる。これによって乗客は、決済方法に縛られることなくタクシーに乗車できる。タクシー事業者にとっては、多様化する現金以外の決済手段に一つのタブレットで対応でき、乗務員は安全な運行に注力できる。

JapanTaxiでは、タクシーのキャッシュレス化を進めるため、決済機能付きタブレットを全国展開し、広告タブレットと決済機付きタブレットあわせて2020年までに全国合計5万台、タクシー車両4台に1台への搭載を目指す。

《レスポンス編集部》

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