フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は9月5日、革新的なアイデアを持ったスタートアップを支援するプログラムを世界規模に拡大した、と発表した。
フォルクスワーゲングループはモビリティサービスの分野において、斬新なアイデアを備え、起業精神に富んだスタートアップを選定。これらのスタートアップを、全面的に支援し、そのアイデアを実用化。モビリティサービスの強化を目指している。
フォルクスワーゲングループは今回、革新的なアイデアを持ったスタートアップを支援するプログラムを世界規模に拡大。新たに、スタートアップ企業6社を支援することを決定した。
このうち、イスラエルの新興企業は、EVの充電をルート計画に組み込むと同時に、ドライバーにとって最適なルートを検索するデジタルアシスタントを開発。時間とコストの両方を節約することを目指す。
また、フランスの新興企業は、子どもの送迎専用のライドシェアアプリを開発。これは、学校や習い事などへの送迎を、子どもと顔見知りの大人が効率的に行うためのアプリ。保護者の不必要な運転を避け、コストや時間を節約することを狙う。
選ばれたスタートアップは今後、フォルクスワーゲングループの専門エンジニアと協力。アイデアの実用化に向けた取り組みを進めていく。