光岡自動車、世界で1台の『デビルマン オロチ』発表---原作者の永井豪氏「いい車ができて感激」

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光岡自動車、世界で1台の『デビルマン オロチ』発表---原作者の永井豪氏「いい車ができて感激」
光岡自動車、世界で1台の『デビルマン オロチ』発表---原作者の永井豪氏「いい車ができて感激」 全 15 枚 拡大写真

光岡自動車は9月6日、MITSUOKA麻布ショールーム(東京都港区)にて、世界で1台だけの限定車両『デビルマンオロチ』を発表した。

この自動車はNetflixオリジナルアニメとして2018年1月から配信されている「DEVILMAN crybaby」(デビルマン クライベイビー)とのコラボモデル。車両販売価格は1968万円。発表会には光岡自動車創業者の光岡進氏と、「デビルマン」原作者の永井豪氏が登場した。

発表会で光岡進氏は、「久しぶりにオロチを見て、懐かしい気分になった」とコメント。オロチは2014年に生産終了しており、「デビルマンオロチ」は同社が保有している極上中古車をベースに作った1台だそうだ。光岡氏は「オロチ」を開発した約10年前を振り返り、デザインやネーミングなどを決定するに至った経緯を紹介した。

また、光岡進氏が光岡自動車を立ち上げて今年で50年。小さな自動車工場が日本で自動車を開発・販売するのに、どれだけ苦労してきたかというエピソードも語られた。国土交通省の役人と、なかば喧嘩をしながら販売にこぎつける様を、苦労した体験談をおもしろおかしく語った。

続いてスピーチを行ったのは、「デビルマン」の原作者・永井豪氏。9月6日の本日が誕生日の永井豪氏は、「今日初めて実車を見たが、世界で1台だけのすばらしい車。いろいろなグッズは発売されているが、車は始めてです」と、披露されたばかりのデビルマンオロチをじっくり眺めていた。永井豪氏は光岡自動車の創業と同じく、画業を始めて今年で50年。記念すべき節目の年にコラボレーションが実現し、「とても感激しています」と喜んでいた。

また、「本来は作者の私が持つべきだが、あいにく私は自動車免許を持っていません。オロチとデビルマンが好きな誰かに買ってほしい。どんな方が買ってくれるか楽しみです」とユニークなコメントをし、報道陣を笑わせた。

なお、デビルマンオロチは9月8日から光岡自動車の公式サイトにて予約を受け付ける。申込者多数の場合は抽選を行う予定。

さらに9月7~10日はMITSUOKA麻布ショールーム、9月15~17日は「永井Go展」(大阪文化会館・天保山)にて展示会を開催。それ以降は尼崎や福岡、名古屋などのMITSUOKAショールームにて、順次展示される予定。

《佐藤隆博》

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