シニアライダー、技術低下を自覚も9割が「免許自主返納はしない」 ナップス調べ

モーターサイクル 企業動向
(イメージ)
(イメージ) 全 8 枚 拡大写真
オートバイ用品小売・開発のナップスは、9月17日の敬老の日に向けて、全国の60歳以上の男性ライダー221名を対象に、バイクの利用における実態調査を実施した。

調査結果によると、バイクに乗る頻度は「1週間に1度くらい(24.4%)」が最多で、「毎日(18.6%)」と「1ヶ月に1度くらい(18.6%)」が同数で続いた。また、10年前と比べたバイクに乗る頻度については、「増えている」が13.9%、「どちらかというと増えている」が10.2%、合わせて24.2%が増えていると回答した。

一方「減っている」は16.2%、「どちらかというと減っている」は26.4%、合わせて42.6%が10年前よりも乗車頻度が減っている。その理由については、「運転する機会(通勤・ツーリングなど)が減ったから(70.7%)」が最も多かったが、「体力に自信が持てなくなったから(22.8%)」「視力が低下したから(10.9%)」「家族の反対(5.4%)」「運転技術に自信が持てなくなった(2.2%)」といった高齢化に伴う理由も多く見られた。

乗車頻度の減少の一因ともなっている運転技術については、「とても自信がある」との回答が15.4%、「どちらかというと自信がある」の63.3%と合わせ、78.7%が運転に自信を持っていると回答した。しかし、10年前と比べて運転技術が向上したと回答した人は14.5%留まり、39.9%が以前よりも運転技術が低下したと回答。また、約9割が若い頃と比べて「安全運転を意識している」と回答するなど、技術の衰えを自覚している人も多いようだ。

しかしながら、近年問題となっている高齢者の運転免許自主返上については、89.6%が自主返上するつもりはないと回答、いつかは返上する予定と回答した人は10.4%に留まった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. 「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る