シトロエン C5エアクロス、「魔法の絨毯」のような乗り心地追求…パリモーターショー2018で発表へ

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シトロエンC5エアクロス
シトロエンC5エアクロス 全 13 枚 拡大写真
シトロエンは9月11日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー2018において、『C5エアクロス』(Citroen C5 Aircross)を初公開すると発表した。

C5エアクロスは、シトロエンが2015年に発表したコンセプトカー、『エアクロスコンセプト』の市販版。激戦区のCセグメントに投入されるSUVとなる。C5エアクロスには、シトロエンの最新デザイン言語を導入する。

ボディサイズは全長4500mm、全幅1840mm、全高1670mm、ホイールベース2730mm。最低地上高は230mmを確保した。トランク容量は580~720リットル。後席を倒せば、最大1630リットルに拡大する。シトロエンによると、トランク容量はセグメント最大という。

欧州仕様のパワートレーンは、ガソリン2種類、ディーゼル3種類の合計5エンジン。最大出力は130~180hpとなる。トランスミッションは6速MTまたは8速ATの「EAT8」。

油圧式のハイドロサスペンションで知られるシトロエン。C5エアクロスには、新開発の「Progressive Hydraulic Cushions」を採用。開発にあたっては、およそ20の特許を申請。シトロエンによると、滑らかかつ快適な「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求しているという。

また、C5エアクロスには、自動運転を見据えた最新の先進運転支援システムを搭載。道路標識認識、アクティブセーフティブレーキ、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどが採用された。このうち、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールは、先行車を検出し、車両が停止するまで自動的に安全な車間距離を維持する。

アクティブレーンキープアシストは、道路上の車線表示を認識。ウインカーを出さないレーンチェンジを検出した場合、ドライバーに警告を行う。また、車両が死角にある場合、ドアミラーのライトの点滅でドライバーに警告。車線逸脱警報システムが作動すると、ステアリングホイールに力が加えられ、衝突を回避する。

衝突リスクアラートは、30km/h以上の速度の時、前方車両に衝突する危険性があることをドライバーに警告。コーヒーブレイクアラートは、70km/h以上の速度で2時間運転した後、休憩を取るようドライバーに促す。

ハイウェイドライバーアシストは、アダプティブクルーズコントロールとストップ&ゴー、アクティブレーン逸脱警告システムを組み合わせ、特定の運転条件において、部分自動運転を実現するもの。インテリジェントビームヘッドライトは、ハイビームとロービームの設定を自動的に切り替えることで、夜間の安全走行を支援する。

この他、オフロードで効果を発揮するヒルディセントアシスト付きのグリップコントロール、ヒルスタートアシスト、トレーラースタビリティコントロール、コーナリング機能付きのフロントフォグランプなどを採用した。

なおC5エアクロスは、フランス工場で生産。2018年内に、欧州市場での販売を開始する予定。
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《森脇稔》

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