三菱ふそう、タイに新工場…ダイムラーの品質基準で中・大型トラック生産へ

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三菱ふそうトラック・バスの FJ 2528C
三菱ふそうトラック・バスの FJ 2528C 全 1 枚 拡大写真

ダイムラー(Daimler)傘下のMFTBC(三菱ふそうトラック・バス)は9月11日、タイに新工場を建設すると発表した。

新工場の建設には、1200万ユーロを投資。タイの経済成長のカギを握る同国中部の経済特区「EEC」に新工場を建設する。

着工は2018年10月、完成は2019年第2四半期(4~6月)を予定。新工場の施工後は、現在インドで完成車として輸出している中・大型トラックを新工場でノックダウン生産する。第一段階として、タイの急速に拡大する建設部門向けに、2018年初めに販売を開始した大型トラック『FJ 2528C』を同工場で組み立てる計画。

同社はタイにおいて長年にわたり、小型・中型・大型トラックを導入し、市場のニーズに対応。2015年から同市場向け中・大型トラックは、ダイムラーが100%出資するインドの子会社、ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ社のオラガダム工場で生産し、輸出と販売を行なってきた。

同社は、ダイムラーの最高水準に準拠した最新工場での生産により、タイの顧客にさらに高品質の商用車を届けていく、としている。

《森脇稔》

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