東京アールアンドデーは、国内初となる燃料電池(FC)小型トラックの公道実証を10月より福岡市内で開始すると発表した。
今回の公道実証は平成30年度環境省委託業務「燃料電池小型トラックの技術開発・実証」にて行うもの。同社が開発した車両を利用して、10月から12月の約3か月間、福岡市内で配送業務を行うことで、実運用でしか得られない車両のデータ収集・評価を進めて、今後の技術開発に活用する計画だ。
車両の燃料は、水素エネルギー社会の実現に向けて「水素リーダー都市プロジェクト」を進める福岡市において「下水バイオガス原料によるグリーン水素」を使用。配送業務は、福岡市天神地区におけるエリア共同配送で低環境負荷に取り組む天神地区共同輸送(イエローバード)の協力を得て実施する。