アウディ e-tron、カード1枚で充電ステーション利用可能…アプリで充電考慮のルート計画も

エコカー EV
アウディ e-tron のプロトタイプ
アウディ e-tron のプロトタイプ 全 3 枚 拡大写真

アウディは9月12日、米国で9月17日に初公開予定のブランド初の市販EV『e-tron』(Audi e-tron)に、新たな充電サービスを導入すると発表した。

e-tronは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備えた電動SUV。5名の乗員とその荷物を積載することが可能。長距離ドライブに対応する航続と、幅広い充電方法を用意する実用性の高いEVとなる。

e-tronの駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量。この効果もあり、1回の充電での航続は欧州仕様の場合、最大で400km以上の性能を備える。またe-tronは、最大150kWで急速充電を行うことが可能。これにより、わずか30分以内に充電を行える。

このe-tronに導入されるのが、新たな充電サービスの「アウディe-tronチャージングサービス」。専用のカード1枚で、欧州全域の公共充電ステーションの約80%にアクセスできる。e-tronの発売時には、欧州16か国の7万2000か所以上の充電ステーションが利用可能。その後、数か月以内に、東欧などの8か国に拡大展開していく予定。

ドライブ途中での充電は、「myAudi」アプリで計画できる。途中の充電を考慮したルートが、ナビゲーションシステムに表示される。ナビゲーションシステムは、バッテリーの充電時間や、交通状況も考慮。当初予定していた急速充電ステーションへの到達が困難になると、別のルートを提案してくれる。

《森脇稔》

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