三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は9月14日、ダイムラー・トラック・アジア(DTA)グループのダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)のオラガダム工場における累計生産台数が10万台を達成したと発表した。
DICV・オラガダム工場はインドチェンナイで2012年に操業を開始し、同年6月に車両の生産を開始した。生産は2013年に中型トラック、2014年に大型トラック、そして2015年にバスに拡大し、生産台数は毎年連続して増加。2016年8月に5万台を達成し、2017年には2交代制操業を導入した。生産した10万台のうち、1万4500台がFUSOブランドの輸出仕様の中・大型トラックで、これらを世界40余りの市場に販売した。
DICVはダイムラーのトラック・バスの世界規模の生産網に不可欠な工場として、バーラト・ベンツ、メルセデス・ベンツ、フレイトライナーとFUSOブランドの車両とCKDキットを生産。インド・オラガダム工場は、日本の川崎工場とポルトガルのトラマガル工場と並んで、MFTBCのシャシーおよびCKDキットの生産拠点の1つとなる。