日本自動車工業会は9月21日から12月31日までの間、秋の全国交通安全運動と連動し、「自工会・2018年秋季交通安全キャンペーン」を実施する(14日発表)。
秋季交通安全キャンペーンでは「高齢者の歩行中の交通死亡事故抑止」を重点として展開する。
今年度は新たに「ハイビームの有効活用促進」のコンテンツを作成してドライバーに対し、夕方早めのヘッドライト点灯、ハイビームの有効活用を呼び掛ける。
また、高齢の歩行者に対して夕暮れ時から夜間において道路を横断する際、安全を確認し、反射材を着用するよう呼び掛ける。二輪車ライダーと同乗者向けにはヘルメットの正しい着用促進を訴求する。
キャンペーンのスローガンは、ドライバー向けが「夕方早めのヘッドライト点灯」、「ハイビームの有効活用」、高齢者向けが「夕暮れ時と夜間における反射材の着用」、二輪ライダー及び同乗者向けが「あごひも、しっかり、ヘルメット」。
既存キャラクター「ぼのぼの」を活用してこれらスローガンを訴求するアニメーション動画を各メディアに配信し、広報啓発活動を推進する。
自工会の豊田章男会長は「各自動車メーカーが一層の車両安全対策や最先端技術開発に取り組むとともに、自工会として関係各方面と連携しながら、交通事故ゼロ社会の実現に向けて継続的に取り組む」とコメントしている。