VW ジェッタ、338.15km/hの最高速記録達成…ボンネビルのリベンジ果たす
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ボンネビル・ソルトフラッツは、湖が干上がってできた広大な塩の平原。毎年8月には、地上最高速を競うスピードレース「ボンネビル・スピードウィーク」が開催されることで知られる。ボンネビル・スピードウィークでは、二輪車からロケットカーまで、さまざまなクラスのモデルが参加し、10マイル(16km)以上の直線距離を走行し、1マイル毎の区間タイムを計測して最高速を競う。
フォルクスワーゲンは当初、このジェッタでボンネビル・スピードウィークに参戦するべく準備を進めてきたが、車両にトラブルが発生し、出走を断念。その後、トラブルを解決したうえで、1か月後の9月、ボンネビル・ソルトフラッツで開催された世界最高速記録のイベントに再びジェッタを持ち込んだ。このジェッタはEA888型2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、フルチューン。最大出力600hpを獲得する。
フォルクスワーゲンはこのジェッタで最高速記録に挑戦し、338.15km/hを計測。SCTA(南カリフォルニアタイミング協会)のブラウンガスクーペクラスの335.5km/hの記録を上回ったことが認定された、としている。
《森脇稔》