JVCケンウッド、ARを活用した車載用HUDのウェイレイに出資

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JVCケンウッドが出資するARをHUD使ったHUDを手がけるウェイレイのWebサイト
JVCケンウッドが出資するARをHUD使ったHUDを手がけるウェイレイのWebサイト 全 1 枚 拡大写真

JVCケンウッドは、AR(拡張現実)技術を活用した次世代の車載用ヘッドアップディスプレイ(HUD)を手がけるウェイレイに出資したと発表した。

ウェイレイは、スイスに本社を置き、ロシアに主要な研究開発拠点、米国、中国に販売会社を展開しており、ドイツに工場を新設する予定。車載カメラやAR技術、コネクテッドの機能を融合した次世代型車載用HUDの開発・製造・販売を手がけている。

JVCケンウッドは今回の出資で、将来的にはAR技術領域における開発協業を目指すとともに、同技術をオートモーティブ分野での各種ソリューションに展開することで、今後の事業拡大を図る。

車載用HUDは、従来のカーナビゲーションやメーターパネルと比べて運転手の視線移動が少ないことから、安全性向上に寄与する商品として普及が進んでいる。ウェイレイが開発する車載用HUDは、他社製HUDと比較して、より広い視野での運転情報の投影を可能にする。その先進性が認められ、欧州をはじめとする多くの主要自動車メーカーが出資参画を進めている。

JVCケンウッドは、主力事業であるオートモーティブ分野で長年培った「映像」「音響」「通信」技術を生かし、今後の自動車の電動化や自動運転、コネクテッドに伴って需要拡大が見込まれるドライブレコーダーや車載カメラなどの車載光学関連事業を強化している。

《レスポンス編集部》

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