VWの次世代EV『I.D.』に商用車、航続550km以上…ハノーバーモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
フォルクスワーゲン I.D. BUZZ カーゴ(ハノーバーモーターショー2018)
フォルクスワーゲン I.D. BUZZ カーゴ(ハノーバーモーターショー2018) 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは9月19日、ドイツで開幕したハノーバーモーターショー2018(IAA商用車)において、コンセプトカーの『I.D. BUZZカーゴ』(Volkswagen I.D.BUZZ Cargo)を初公開した。

『I.D.』は、フォルクスワーゲンの次世代EVシリーズの名称。フォルクスワーゲンは2020年、最初のI.D.ファミリーとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトな4ドアEVの『I.D.』を発売する予定。これに続いて、SUVセグメントには『I.D. CROZZ』を投入する計画。さらに、MPVの『I.D. BUZZ』が順次、市場に投入されることが決まっている。

MPVのI.D. BUZZの商用バージョンとして、ハノーバーモーターショー2018で初公開されたのが、コンセプトカーのI.D. BUZZカーゴ。車台には、フォルクスワーゲンの新開発電動車向けモジュラープラットフォーム「MEB」を採用。ボディサイズは、全長5048mm、全幅1976mm、全高1963mm、ホイールベース3300mmとした。

EVパワートレーンは、モーターが最大出力204hpを発生。最高速160km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は48kWh。大容量の111kWh仕様の搭載も可能。1回の充電での111kWh仕様の航続は、WLTP計測モードで550km以上の性能を備える。

I.D. BUZZカーゴは、出力150kWの急速チャージャーが利用可能。バッテリーの80%の容量なら、蓄電容量48kWh仕様なら15分、111kWh仕様なら30分で充電が完了する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサスの3列大型SUV『TX』、約845万円から…北米初の現地生産PHEVも設定
  4. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  5. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る