ピニンファリーナのEVハイパーカー、開発にリマック参画…電動パワートレーン供給へ

ピニンファリーナPF0のスケッチ。電動パワートレーンはリマック製となる
ピニンファリーナPF0のスケッチ。電動パワートレーンはリマック製となる全 8 枚

イタリアのピニンファリーナ(Pininfarina)の市販自動車ブランド、アウトモビリ・ピニンファリーナは9月28日、EVハイパーカー『PF0』の開発に、リマックアウトモビリ社が参画すると発表した。

アウトモビリ・ピニンファリーナは、ピニンファリーナの親会社である、インドの大手自動車メーカーのマヒンドラ&マヒンドラ(マヒンドラ)が立ち上げた新ブランド。

その最初の市販車が、EVハイパーカーのPF0だ。PF0は0~100km/h加速が2秒以下、最高速が400km/h以上、1回の充電での航続はおよそ480kmの性能を持つEVハイパーカーとして開発中。市販は2020年を計画している。

アウトモビリ・ピニンファリーナは今回、EVハイパーカーPF0の開発に、リマックアウトモビリ社が参画すると発表。リマックアウトモビリ社は2009年、クロアチアに設立。

最新作が2018年春、ジュネーブモーターショー2018で発表された新型EVハイパーカーのリマック『C_Two』だ。モーターは、最大出力1914hp、最大トルク234.5kgmを発生。強力なモーターは、0~96km/h加速1.85秒、最高速412km/hと、世界最高峰の性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量が120kWhと大容量のリチウムニッケル。1回の充電での航続は、最大650kmの性能を備える。充電は急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの80%の容量をおよそ30分で充電可能。

また、アウトモビリ・ピニンファリーナとリマックアウトモビリ社は技術提携を締結。リマックの持つバッテリーやモーターなどの電動パワートレーンやソフトウェア&ハードウェアを、ピニンファリーナPF0に供給していく、としている。

《森脇稔》

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