三菱自動車、アウトランダーPHEV 新型の技術など展示…EVS31

EVS31 三菱自動車ブース
EVS31 三菱自動車ブース全 9 枚
三菱自動車は、神戸コンベンションセンターで10月1日に開幕した「第31回 国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS31)」に、新型『アウトランダーPHEV』の技術紹介をメインとするブースを出展した。

ブースにはアウトランダーPHEVの実車をあえて展示せず、従来の2リッターから2.4リッターに排気量アップしたエンジンや新設計の駆動用バッテリーなど、約9割のコンポーネントを改良したPHEVシステムの実物を展示。また、ツインモーター4WDによる車両運動統合制御システム「S-AWC」をパネルで解説している。

また、同社は東京電力HDを中心としたV2G(Vehicle to Grid)実証チームに参画しており、岡崎製作所(愛知県)で予定している、複数台のV2G充放電器を設置し、電気自動車の蓄電池機能を利用して双方向の電力需給調整を行う実証実験の概要もパネルで紹介している。

さらに、スマートスピーカー「Amazon Echo」「Google Home」とクルマが連携する機能を参考出品。ブース奥の一角にて、スマートスピーカーと自動車の連携機能として、ヘッドライトの点灯、車内の温度調節、ドアをロックする機能などのデモンストレーションを行うことができる。

周辺道路で行われている最新電動車両の試乗会には、アウトランダーPHEVを用意。ツインモーター4WDの加速フィーリングや従来モデルより大幅に高まったという静粛性を体感できる。

《丹羽圭@DAYS》

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